ヘンプシードオイル(大麻草の種子油)
■カナダ産無農薬大麻(ヘンプ)種子由来の無添加・未精製オイル
アルコイリスのヘンプシードオイルは原料本来の栄養価値や風味を損なわないよう、殻剥きから分別、搾油に至るすべての製造工程を低温で管理し、数多くの独自の製造技術を採用しています。麻の実特有の透き通ったグリーンに上品な香りをお楽しみ頂けます。
硬化油や精製油の製造過程で発生するトランス脂肪酸は一切含まれていません。
■ヘンプシードオイルは、オメガ6とオメガ3が3:1の割合で構成されている上、オメガ3系のα-リノレン酸が20%、女性のお悩みやエイジングケアにやさしいγ-リノレン酸が約3%と、貴重な必須脂肪酸が多く含まれています。必須脂肪酸の割合が高いことから、オレイン酸中心のオリーブオイルと比べあっさりしていて食べやすく、軽い後味が特徴です。
産業用大麻(ヘンプ)の種子(シード)を圧搾した
ヘンプシードオイル
■ヘンプシードオイルの特徴の一つとして脂肪酸組成があります。不飽和度が高く飽和脂肪酸が少なく、且つ必須脂肪酸の割合が大きい点が特徴的です。不飽和脂肪酸の合計は、脂質全体の90%程度を占め、その主な内訳は、リノール酸を中心としたオメガ6が約55%、α‐リノレン酸を中心としたオメガ3が20%程度、オレイン酸を中心としたオメガ9が10%となっています。また、必須脂肪酸(オメガ3とオメガ6の合計)の割合が大きく、脂質全体の75%程度を占めています。また、日常的に食事からの摂取が難しい、貴重なγ‐リノレン酸の含有も特徴的です。また、食事からの摂取が難しいと言われているγ‐リノレン酸の含有も特徴です。γ‐リノレン酸は、正常で健康な皮膚の構造と機能や女性ホルモンの補完的な働きが注目されています。
■ヘンプシードオイルの主要な栄養価値は、必須脂肪酸のバランスも考慮した上で、理想的な脂肪酸組成にあるとする考え方が多く存在する一方、近年そこに含まれる脂溶性微量成分に関する研究が進んでます。医療用大麻の有効成分としては、精神的作用を伴い様々な薬効をもたらすテトラヒドロカンナビノール(THC)がよく知られていますが、産業用大麻由来の天然成分については、1964年にイスラエルの化学者ラファエル・メクラム氏によってその化学構造が固定されて以来、カンナビジオール(CBD)に関する研究が大きく進展しました。カンナビジオールは、THCとは異なり精神的作用がない一方で、けいれんや発作の抑制、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、統合失調症、認知症、骨粗しょう症などの治療に役立つことが期待され、米国ではニューヨーク、ワシントン、カリフォルニアを含む半数以上の州で合法化されています。CBDを始めとするヘンプ由来のカンナビノイド化合物は、これまでの研究において120種類以上が特定されています。これらカンナビノイド化合物群に含まれる各々の化合物は、私たちのからだの様々な部位に分布するカンナビノイド受容体に対し個別的に作用することで、それまで閉じていた細胞同士のコミュニケーション回路がオンになり、神経細胞を活性化するとも考えられています。
■THCやCBDの他にも、フラボノイドや、血中コレステロールの低下、動脈硬化・心疾患の予防や免疫機能調整に用途のある植物性ステロール(β‐シトステロール)、ホルモンバランスの調整や精神安定効果のあるβ‐カリオフィレン、ミルセン等のテルペン、アルピリンの原料としてよく知られているサリチルメチル酸、強力な抗酸化力を持つビタミンE(トコフェロール)や様々なミネラル等天然成分の含有が明らかとなっています。チャスキオイルには、ヘンプシードオイルに由来する天然の有効成分が含有されています。
産業用大麻(ヘンプ)と医療用大麻(マリワナ等)
■基本的に、産業用大麻はマリファナではありません。マリファナはTHC(テトラヒドロカンナビノール)を多く含む大麻を原料としていますが、産業用大麻はTHC含有が0.3%以下です。両方ともカンナビス属に由来していますが、キャノーラと菜種、デュラム小麦と小麦の関係のように、類似した特徴を持っていますが、利用用途や分化において決定的な違いがあります。
では、THCは麻薬成分かと言うとそうではありません。
■含有の有無により、医療用大麻と産業用大麻に大別されますが、THC含有の多い種類の大麻は、医療用として利用されています。欧州やカナダでは様々な産業用大麻の品種がありますが、繊維や種子などそれぞれの目的に応じ、新しい品種が開発され、品質が向上しています。
繊維を取るための大麻は背が高く、太い茎が特徴で、食品用は、丈は中背ですが、種を多く実らせます。
繊維が目的の場合は、密集して定植しますが、種の収穫を優先させる場合は、ある程度の間隔で栽培しています。

ヘンプシードオイルを通じて
カンナビノイドを摂取する
■ヘンプシードオイルの栄養価値は、理想的な脂肪酸組成にあるとする一方、カンナビノイドを中心とする大麻ならではのファイトケミカルに関する研究が進んでいます。
■素 材の栄養価値を十二分に享受するためにも、非加熱でお使い頂くことをお薦めします。



規格内容
■賞味期限 製造日から12ヶ月
■内容量 180g
■保存方法 高温及び直射日光を避けて保存して下さい。 開封後は冷蔵庫で保存して下さい。
■栄養成分表示
(100g 当たり)熱量900kcal、たんぱく質0g、脂質100g (飽和脂肪酸9g、n-3系脂肪酸18g、n-6系脂肪酸57g)
炭水化物0g、ナトリウム0mg、コレステロール0mg
※γ-リノレン酸3g
■原材料 食用麻の実油
■原産国 カナダ
■販売者名 (株)アルコイリスカンパニー