インカグリーンナッツInca Green Nuts
インカグリーンナッツは、南米ペルーのアマゾン熱帯雨林に分布する
トウダイグサ科の蔓性常緑樹で、良質なオメガ3オイルと
プロテイン(たんぱく質)を含む種実を実らせます。
※インカグリーンは登録商標です。

見
鮮度長持ち・酸化に強いオメガ3オイル
■私たちは、1日約55gもの油を摂取していますが、それは「見える油」と「見えない油」の2つに分類できます。
「見える油」とは、調理に使う植物油やバターなど自分の意思で選ぶことができる油。「見えない油」とは、肉や魚、
穀類や豆類、菓子や惣菜などに既に含まれていて、無意識のうちにカラダに入ってくる油。割合は圧倒的に
「見えない油」が多く、全体の約80%を占めていて、そこに多くのオメガ6が含まれています。
■オメガ6はヒトが健康に生きる上で欠かすことのできない「必須脂肪酸」ですが、摂り過ぎると、炎症やアレルギーの
原因となったり、心疾患や動脈硬化などの生活習慣病を引き起こすことが知られています。
■オメガ3とオメガ6は、体内で限られた椅子を奪い合うように競合的に代謝されているので、「見えない油」として過剰に摂取しているオメガ6を控え、代わりに「見える油」の部分でオメガ3を積極的に摂取することが、体内の脂肪酸バランスの改善に役立ちます。
■油は、ヒトの生命に直結する免疫系、内分泌(ホルモン)系、自律神経系を機能的にコントロールし、自然治癒力とも深く関わる重要な栄養素です。
※残りの20%の「見える油」の摂り方を意識的に変えることで、未病的体質改善に向けた大切な一歩を踏み出しましょう。
鮮度長持ち・酸化に強いオメガ3オイル
■ビタミンEは、酸化から守る「バリア」として働くことから、日常の食生活に積極的に取り入れたい成分の一つです。特にグリーンナッツオイルに含まれるビタミンEは、熱に対する安定性が高く、持続的に作用するとされるγ(ガンマ)-トコフェロールやδ(デルタ)-トコフェロールを豊富に含有。100gあたり200g以上含まれ酸化しやすいアマニ油やエゴマ油と比べても熱や空気の影響を受けにくく、保存性に優れています。さらに、開封後も鮮度を保ちやすいため、最後まで安心して使用できるのも特長の一つ。生での使用はもちろん、炒め物や焼き料理などの加熱調理にも適しており、日々の食卓で幅広く活用できます。オメガ3系オイルの特長を活かしながら、さまざまな料理に取り入れやすい点が魅力です。
加熱調理も出来る、オメガ3オイル
抗酸化力はアマニ油の2.5倍!


グリーンナッツの良質な脂質とたんぱく質
■一粒のグリーンナッツの栄養構成は脂質(オイル)が約5割、たんぱく質が約3割。
■ペルーアマゾンで伝統的かつ農薬を使用しない方法で栽培された原料を使用しています。
■遺伝子組み換え原料や食品添加物は一切使用していません。コールドプレス(低温圧搾)方式を採用。溶剤、精製などの化学処理がなされていないことを保証いたします。
■すべての生産ロットについて日本国内で品質検査を行っています。
オメガ3
■グリーンナッツオイルの脂質を構成する
脂肪酸組成は、オメガ3不法和脂肪酸
(α‐リノレン酸)が多く、おおむね50%を
占めています。

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カラダは水、脳はアブラ
■脳組織の実に60%以上が脂質、つまり「アブラ」でできています。その「アブラ」はどこから来ているのか?
普段何気なく摂取している油です。食事に含まれる油を変えれば、脳の状態も変わります。
■脳神経組織における情報伝達の要となる「シナプス」は、主にDHA(オメガ3)で構成されています。
脳神経細胞や脳神経線維など脳機能のインフラの維持には良質な油が、とりわけ「シナプス」が健全であるためには、
オメガ3が欠かせません。近年、脂質栄養学の研究が進み、オメガ3の適切な摂取や必須脂肪酸(オメガ3とオメガ6)のバランスが脳機能やメンタルヘルスに与える影響が注目されています。
■CBDなどのサプリメントや健康食品に頼ることなく、普段の食生活を工夫することで、エンドカンナビノイドの発現量が改善できるとしたら…そんな可能性を期待させる一本の論文が、2022年4月1日英文科学誌「Biochemical and Biophysical Reserch Comminications」で公表されました。この論文では「グリーンナッツオイル」の摂取により、脳内において「ストレス緩和ホルモン」様の働きをすることが知られているエンドカンナビノイドの1つ、「2AG」(2-アラキドノイルグリセロール)の発現量が増加する可能性について触れられています。
コーン油とグリーンナッツオイル
2種類の油で比較試験
■「2AG」は脳内でどのように発現しどの領域に分布するのでしょうか。また、食事内容を変えることで、「2AG」の増減は影響を受けるのでしょうか。浜松医科大学と昭和女子大学の共同研究では、マウスの脳をサンプリングし、
最新鋭の質量分析器で、「2AG」を測定するアプローチがとられました。
■実験では2種類の「油」が使用されました。コーン油とGNO(グリーンナッツオイル)です。配合油とストレスの
有無に応じ、4つの実験グループを設定。
❶コーン油を給餌したマウス
❷コーン油を給餌し、3日間水浸ストレスを与えたマウス
❸GNOを給餌したマウス
❹GNOを給餌し、3日間水浸ストレスを与えたマウス
「ストレス負荷」の18日後、マウスの脳を回収し、「2AG」の発現状態を測定しました。
■結果は、下の画像の通り、GNOのマウスは、「2AG」の発現が著しく増加し、その発現効果は視床下部、中脳、
橋延髄といった「内分泌や自律機能の調節を行う総合中枢」に深く関与する脳領域で顕著に現れています。
発現量は、❶と比較して❹は約1・6倍、❸では約2倍にも。
さらに興味深いことに、コーン油を給餌したマウスでは、ストレスを解除して18日後には、「2AG」の発現量が元
レベルに戻っていましたが、GNOのグループは、ストレスの有無にかかわらず、「2AG」の発現量は高い状態のままでした。
カラダは水、脳はアブラ

■グリ ーンナッツオイルは、脳内でCBDと同じ働きをするエンドカンナビノイド「2AG」の発現量を増加する可能性が示唆されています。
■「脳」をパソコンにたとえるならば、自律神経や内分泌の調整を担う中枢である「視床下部」や「脳幹」は、CPUと言えます。
パソコンの場合、CPUの処理能力を超える負荷がかかると、「フリーズ」しないよう、内部でファンが回りはじめ、CPUの温度上昇を防ぎます。
同様に人体が強いストレスに晒されると「視床下部」や「脳幹」が正常に作動するよう「2AG」が発現し、ストレスによる負荷を軽減する方向に指令が出されるのです。
■コーン油とグリーンナッツオイル、摂取する「油」を変えることで、ストレスや痛みと関連するエンドカンナビノイド「2AG」の発現量が「視床下部」や「脳幹」などの脳領域で著しく変化する可能性が明らかとなったことは、私たちが、ストレス社会を生き抜く上で、普段何気なく摂取している「油」選びを見直す、一つのきっかけになるのではないでしょうか。
■醤油や味噌などの発酵調味料や柑橘系と合うので、ドレッシングにオススメです。青菜のおひたしや和食の惣菜に少量回しかけると、素材が引き立ち美味しさが増します。タンパク質は動物性でも植物性でも相性が良いです。冷奴や豆スープの仕上げに数滴。フライパンにグリーンナッツオイルを敷いて豆腐ステーキ。納豆に混ぜると香ばしさが増します。豚の生姜焼きの炒め油にも。魚料理は、鮭やマグロなどの赤身と好相性。鮭のオイル蒸し、マグロのカルパッチョなどに。
■加熱調理での注意点
天ぷらやフライのような、高温で長時間加熱する調理には不向きですが、フライパンを使った炒めものや焼き料理、蒸し料理にお使い頂けます。フライパンでの加熱時間は5分以内、電子レンジでの加熱時間は10分以下を目安にしてください。加熱する場合は出来たてをお召し上がりください。